人生はセレンディピティに満ちていると思う
セレンディピティ
「ふとした偶然に閃きを得、幸運を掴み取る能力」とWikipediaには書いてあります。
語源は、ホレス・ウォルポールというイギリスの政治家(作家)が1754年に生み出した造語だそう。
私が初めてこの「セレンディピティ」という言葉を目にしたのは、
2001年公開のアメリカ映画「セレンディピティ」のノベライズでした。
偶然出会った男女が運命を感じつつも別れ、再び出会うまでのロマンチックラブストーリー。
先にノベライズを読んでから、映画を見に行ったのを覚えています。
2001年の映画ということは、15年前!
すごいな~、15年前とは…ちょっと遠い目をしちゃいますね。。。
この「セレンディピティ」という言葉。
「成功を引き寄せる力」や「成功者の法則」のような意味でも使われている言葉ですね。
偶然が重なって必然になる
私が「セレンディピティ」について解釈しているのは、成功のための引き寄せというよりも
偶然が重なって必然になる、というイメージで解釈しています。
あなたにもありませんか?
例えば、つらいことがあってそれでも今日は仕事に行かなければいけない。
早朝に起きて、満員電車に乗って、駅でふっと上を見上げて目に入った広告の言葉。
「向かい風を感じるのは前に進んでいる証」
そしてその日はとても風の強い日だったりする。
そして、その言葉を目にしたからこそ、「気づいたなにか」「閃いたなにか」があったりする。
「ああ、私はいまつらい状況だけど、それは前に進んでいるからつらいんだよね。」
ということに気づく。
そういう、ちょっとした「気づき」だったり「閃き」だったりって、見過ごしてしまったらそのままです。
もしかしたら、そんなのはむりやりのこじつけだ!などと思う人もいるかも知れません。
でも、偶然の閃きを繋げていくことで、ものごとは必然に変わるのではないでしょうか。
偶然⇒ふと、思いがけず起こった出来事
必然⇒おこるべくして起こった出来事、かならずそうなるべき出来事
毎日の生活の中で、たまたまおこったこと。
それがおこってなければ、今こうはなっていない。っていうこと。
・・・きっとたくさんありますよね。
人生って、そういう形の連続。
そんなの関係ないなんて思わずに、感覚を研ぎ澄ませて「セレンディピティ」を探すと楽しくなりますよ。
それでは、本日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。
2016-03-29
Comment
愛香さんへ
ども、おかだ@【16期生】です。
とてもいい記事だったので、思わずコメントしちゃいました。
数えきれないほどの偶然が積み重なって、人生が作られていくと・・・
同じ出来事でも、人それぞれとらえ方が違って、そのとらえ方ひとつで、その後の人生が変わっていく。
そう考えると、やっぱり真摯に人生と向き合う必要がありますよね。
なんていうか、人は自分の目線の先に向かって進んでいくものだと思います。
でも油断してると、つい悪い方向へ向いちゃったりします。
気づかないうちにかも知れませんが。
だから、常に起こる出来事に対して、いい方向にとらえる事を意識しておくのは、とても大切な事だと思います。
ポリアンナの良かった探しみたいな。
これからもいいイメージで、がんばりましょう!!
おかださん
コメントありがとうございます!
ポリアンナの良かった探し(*´ω`*)そうですね。
同じ出来事でも、人によって感じ方、受け取り方も違います。
コップに半分の水を、「これだけしかない」と思う人もいれば
「まだ半分もある!」と思う人もいますものね。
良いイメージを常に持つのはとても大切だと思います。
人生に真摯に向き合ってその時点で正しいと思える選択が出来れば一番ですけど、
間違えたかな?っていう時もあるし、これはキツイなぁっていう体験もある。
でも、間違えた経験もキツイ経験も自分の糧にして成長していきたいですね!